これは、ひとえにPoBOXの偉大な成果だと思っています。
S505を購入した当初、PalmにPoBOXを導入したときの感激は今でも忘れません。
しかし、WindowsMobile、PocketPCの日本語変換には、予測変換機能は組み込まれていません。あとATOKに至ってはPocketPC2002にまでしか正式に対応していません。
ただ、PocketPC2003でも、Windows Mobile 5でもATOKを導入することは可能です。ただ、そのままインストールするといろいろと不具合があるようで、私も含めみなさん苦労されてました。
ATOK導入の手順
- まずは、当たり前ですけどATOKを購入してください。結構古いソフトなので、ダウンロード販売以外での購入は難しいです。
- Pocket Tweakをインストールする
- DefSipChangerをインストールする
- ATOKをインストールする
このソフトは、Windowsでいう窓の手に当たるソフトで、レジストリのカスタマイズができます。実際に、何をカスタマイズするかというと表示されるSIPリストの中から、不具合の発生するATOK系のSIPを削除し、OS標準のSIPリストのみにするのです。
つまり、ATOKはその変換エンジンのみを使うようにし、ATOKによる日本語入力をできなくします。
ATOKは、その親切心からインストール後、単語を登録した際など、ATOKのSIPを標準のSIPとして置き換えてくれます。しかし、VGA環境においては余計お世話ってものです。そこでこのソフトは、デフォルトのSIPがATOKに置き換えられた際に警告してくれて、OS標準のSIPに置き換えてくれます。
このインストール手順は絶対に間違ってはいけません。下手すると失敗することもあります。
あと余計なファイルもけっこうありましたので、こちらを参考にいろいろ削除することもできます。
これだけで一切問題なく動作しています。ただ、気になるのが連鎖予測変換が行われないこと。単に学習してないから?それともそういう機能はないのかな?